これただの苦行じゃねえか Steve Reich
お世話になっております。
okd@hatenaです。
本日は、ミニマリズムの先駆者であるけども
こいつの曲を演奏させられる方はたまったもんじゃない
Steve Reichについて述べさせていただきます。
まず、曲が長いので、これでも聞きながら読んでください。
まあ、いま、10秒くらい聞いていただいたでしょうか。
もうだいたい分かったと思いますが短いフレーズが永遠に続く音楽です。
そして残念なお知らせですが、これがあと60分続きます。
これ、聞く方もなかなかつらいかもしれませんが
弾いてる方は、マジできついと思います。
たぶん、やらされてるのは音大の学生で
宿題やってこなかった罰かなんかじゃないのかな。
そういえば、Reich本人が演奏している動画もどこかで見ました。
セルフ苦行ですね。
さて、これがなんか知らんけど、めっちゃかっこいいんです。
30分くらいからめっちゃかっこよくなってきます。
ただ、不思議なことに最初の30分間を耐えて聞かないと
このかっこよさが伝わらないんです。
なので時間ある人は頑張ってください。
私この曲のCD持ってますが
CD一枚 1Trackで60分 という男気あふれるCDでした。
素敵です。
Ken Ishiが参加してるCDもあるとかないとか。
どうやらこのReichっていうおっさん
一つのフレーズを繰り返す音楽の発明者であるらしく
テクノとかヒップホップとかそのへんのワンフレーズ繰り返し系音楽の
原型を作り上げた人らしいです。
きっと最初は、「こんなん音楽じゃねえよ」って言われたんでしょうね。
それが今じゃ割と主流ですね。ロックですね。
さて、この音楽も全く説明できませんがかっこいいです。
何がいいって、左手前の男の子の手持無沙汰感がたまりませんね。
同じリズムが永遠に続く…なんかトリップしそうです。
で、上の奴はまだ、メロディと呼べるものがあるので
聞きごたえのあるところもあるのですが
下の動画はもう うなるしかない
え?何がしたいの?みたいな。
叩いてる方も見てる方も阿呆なのか
と思いがちですが、世の中に暇な人がいて、解説動画がありました。
要はそういうことです。
どういうことかっていうと、みんな同じリズムで叩いているんだけど
それを少しずつずらしてくと、ものすごく複雑なリズムになるってことです。
だから何だよって感じですが、
これ演奏(?)している人、めちゃくちゃすごくないですか。
どういうリズム感してるんだよ。みたいな。
で、これをギターに応用するとこうなる。
ちょっと何やってるかわかんないですが
ディレイタイムを少しずつ少しずつずらしていくと
こういう、なんかサイケな感じになるわけです。
決してギター初心者のオッサンが買ったばかりのエフェクターで
遊んでるわけではないです。たぶん。
これも12分くらいからめちゃくちゃかっこいい。
ドラムとラップ入れたら、すごいかっこいんじゃないか?
Kreva連れてきてほしいですね。
というわけでKreva好きです。かっこい。特にこれ↓
この曲のインストVerも好きです。
KEN ISHIIもかっこいい。
ってか、こういうDJの人ってこのミキサー?みたいのの
ツマミをいじったりしてますけど
何してるんですかね。音量調整?
ほっておいても音楽は流れていくのでは?
サカナクションもライブ中、マックいじってますしね。
FACEBOOKでも更新してるんでしょうか。
そういえば、ふとDJ Kraftを思い出しました。
昔人気だったような気がするけど、最近めっきりいなくなってしまいましたね。
どこいったんでしょう。
なんか、こんな激しいやつじゃなくて、もっと音がスカスカの時代のが好きでした。
昨今じゃあ、EDM EDM言うてますが
それってTranceじゃねえの?って思ってしまった時点でおじさんですね。
なんか知らんけど、avex系のアーティストたちがやたらTrance MIX出してましたね。
globeとか。
あ、やばい、今聞いても全然かっこいいわ。
Keikoめっちゃ美人だな。元気だろうか。
マークパンサーこの曲、ほんとに踊ってるだけだな。
あとほかにも昔はユーロビートとかブレイクビーツとか流行りましたね。
好きでした。っていうか今も好きです。
というわけで、話が発散しましたが
これらの音楽はSteve Reichがいなければここまで発展しなかったわけです。
きっとACIDMANもフレデリックもystk(中田ヤスタカ)もTK(小室哲哉)もYMOのあの名曲もあの名曲もきっと生まれなかった。
偉大ですね。
では本日は最後に中田ヤスタカ貼って終わります。
以上よろしくお願いいたします。